ビール酵母の副作用

ビール

ビール酵母は、ビールを製造する際に麦汁を発酵させるために使用する酵母菌の一種で、大きさは約10ミクロン程度で卵型または球形をしています。

麦芽から取り込んだ豊富な栄養素を含有しており、サプリメントとしても人気を集めています。

なお、ビール酵母に含まれている成分にはどの様なものがあるのでしょうか。

  • 三大栄養素のひとつのタンパク質をはじめとして、代謝をサポートするビタミンB群
  • 強力なアンチエイジング効果とデトックス効果を発揮する抗酸化物質のグルタチオン
  • 大腸のらせん運動を促進して美容の大敵便秘を改善する食物繊維のグルカン・マンナン
  • 生きていくうえで必要不可欠な9種類の必須アミノ酸

などトータルで40種類以上にも及びます。

これらの栄養素をダイレクトに補給できるということで、滋養強壮・疲労回復・美肌・育毛・便秘及び肝機能の改善など美容や健康に様々な効果を期待できます。

また、それでいてカロリー量や糖質量は少ないので、ダイエットの妨げになるような心配もありません。

OKサイン

このように健康食品として極めて優秀な内容を持つビール酵母は、安全性という点に関しても同様に優秀で副作用の危険は基本的にはありません。

ちなみに、サプリメントとして提供しているものは既にビール酵母は死んだ状態になっています。

このために、摂取したからといって身体の中でアルコールが生成されるようなことはないので、飲酒することが禁止されている未成年でも摂取することが出来ます。

ただし、長期的に摂取する場合には高マグネシウム血症の発症リスクが高まると一部では言われており、マグネシウム濃度を測定する措置を取るようにするのが無難です。

ちなみに、この高マグネシウム血症の症状は、めまい・筋力の低下・立ち眩み・不整脈などで、マグネシウムを含有している胃腸薬や便秘薬を摂取している人に多く発症します。

さらに、ビール酵母には痛風の発症原因の一つと言われているプリン体という物質も多く含んでいます。

ひざの痛み

このために、既に痛風を患っていて医師の指導のもとにプリン体を制限している様な人が摂取してしまうと、症状を悪化させてしまう危険があります。

このような人は自己判断で利用するのではなく、医師の指示を仰ぐのが適当です。

また、栄養価が高いということから過剰摂取した場合にはトラブルを引き起こす危険があります。

特に心配なのが亜鉛の過剰摂取で、期間が長くなった時には鉄や銅の吸収が阻害されることで貧血を起こしたり、下痢や神経症状の発症、善玉コレステロールの低下などが起きやすくなります。

このように、栄養豊富で安全性が高いことが魅力のビール酵母であっても、健康状態や摂取する量によってはトラブルを引き起こす可能性があります。

このために、用量・用法を遵守したうえで健康的な状態の時に使用するのが賢明で、何か気になる症状があらわれた場合には医師に診てもらうなど専門家の指示を仰ぐようにしましょう。

 

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